カーオーディオ

【カーオーディオ】トヨタアクアのAピラーにツイーターとスコーカーを埋め込んだ話

はじめに

おはこんにちは、kouseiです。また久しぶりの更新になってしまいました。先日トヨタ、アクアのラゲッジにサブウーハーとプロセッサー、アンプを搭載しました。興味のある方は前回の記事をご覧ください。今回は、Aピラーにツイーター、スコーカーを埋め込んだお話になります。パテを持っては削りの繰り返しです。仕上げはチッピング塗装で仕上げてあります。今回は初めて使ったチッピング塗装は手軽で質感も良くまた何かに使えたらと思います。お勧めです。

バックチャンバーを作ります

今回はフロント3WAYでツイーターのほかにスコーカー(ミッドとも呼んだりする)もAピラーに取り付けます。スコーカーを鳴らすにはバックチャンバーがあったほうが絶対に良いので埋め込むためにアルミ削りだしでバックチャンバーを作りました。ついでだったので、ツイーター用のもつくりました。取付、取外しが楽ちんになります。欠点があって少々重量があるというところでしょうか?前回の記事にも書いたのですが、有名なエム アンド エム デザイン【M&M DESIGN】さんもMDFをレーザーでリング状にカットして積層してバックチャンバーを作っていました。これだと工夫次第でカーブした形状も作れそうなので次回作る機会があればこの方式を採用したいと思います。ナイスです。



 

取付位置を決める

最近はユーチューブでいろんな情報が手に入りますね。一時目にレーザーポインタを使う方法があるようです。私は大雑把に目視でセンターコンソールの上のほうに位置決めしました。人によっては運転席に向けるため左右非対称で作る場合もあるようですが私は大体いつもこの位置にセットしています。大体の位置が決まればマジックで印をつけたり養生テープで固定したりしてカッターやリューターを駆使してカットしました。左右の大まかな位置を出すためマスキングテープを使って左右対称に位置を割り出します。今回は買わなかったのですがこのメモリ付マスキングテープがあれば絶対便利です。

参考・アマゾン

パテ盛り

あとはひたすら盛っては削ってを繰り返します。私は2種類のパテを使い分けます。仕上げの溶きパテも使ったので正確には3種類です。最初は厚盛プラス強度が必要なのでロックペイントのファイバーパテを使いました。ロック ビルドアップ 60 3kg カーボンファイバーパテという製品ですアルミパテでも良いと思います。欠点があって削るのが大変です。できるだけ最小限にとどめるのがコツですがなかなかそうもいきませんけど。パテの使い方としては、硬化剤2%を混ぜて使います。多すぎるとあっという間に硬化してしまうので硬化剤の分量は守ったほうが良いでしょう。まぁ結局目視で気持ち少なめでいつも混ぜていますけど、一度も硬化不良とかはないです。そんなに神経質になる事はありません。

 

ある程度下地のパテ盛りの後はロックのポリパテを使います(ロックペイント ロック金属用ポリパテ 中目 薄付け用 1Kg )

こちらは、伸びもよく研ぎやすいのでポリパテを使って成型していきます。大雑把にエアーツールを使って削って最後はほとんど手研ぎで仕上げます。あと巣穴が絶対に出てくるのでロックのクレージングパテロックペイント ロックラッカー グレージングパテII グリーン)で最終仕上げをして完成です。




塗装仕上げ

レザーでカッコよく仕上げたかったのですが、今回は2つスピーカーが埋まっているので流石に技術的に無理だと諦め、色々調べていたらチッピング塗装(イチネンケミカルズ NX ラバーチッピング ホワイト NX484)というものを発見しました。どうやら缶スプレーも売っているようなので早速購入してテストしたら問題なさそうなのでチッピング塗装で行くことにしました。画像のようにプラサフを吹いてチッピング塗装を吹いています。色は白です。あとから別途塗装するので白にしました。黒もラインナップされております。チッピング塗装のコツは結構遠くから吹き付けるのが良いです。30㎝は離してから砂吹きする感じで塗装します。どうですか?画像でも十分この塗装の良さが伝わりませんか?その後黒染めスプレーを吹いて完成です。黒染めスプレー前回紹介しているのですが、これもお勧めです。高いけど。


Aピラーに取付

前回配線は引き回していたので後はサクッと取り付けて完成です。カッコいい!

Aピラー2

終わりに

これでスピーカーとアンプ、プロセッサー全て取り付けました。準備から3カ月ほどかかっています。無事に完了しました。次回はプロセッサーの調整について書きたいと思います。